シリーズ第11作目となるフランチャイズ最新作の物語の舞台は自社技術のRAGEによって再構築された2008年のリバティーシティ。GTAIII、GTALCS、GTAAdv、GTASA、GTA(初代)でも登場した都市が舞台となる。主人公は旧ユーゴスラビア(現セルビアほか6ヶ国)出身の男性ニコライ・ベリック(通称ニコ・ベリック)[1]。
Take-Two Interactive社の第2四半期決算発表では、2008年5月31日時点での出荷本数は1100万本、累計販売本数は850万本に及んでいる。 ちなみに日本語版を含めると約870万本を超えている.
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ストーリー
過去の出来事によりとても良いとは言えない人生を送っていた主人公ニコ・ベリック"Niko Bellic"は、リバティーシティにいる従兄弟のローマン"Roman"から度々メールや手紙を受けとっていた。スポーツカー、豪邸、女、金、アメリカンドリームの中で暮らしてる、そんなローマンの話を聞いたニコはリバティーシティでなら自分の暗い過去を捨ててやり直すことができるんじゃないかと思い、リバティーシティのローマンを訪れる。
しかし聞いていた話とは裏腹にローマンの生活は借金とトラブルまみれで、アメリカンドリームとはかけ離れた生活だった。ニコはそんなローマンと共に、本当にアメリカンドリームを実現し、リバティーシティで自分の過去を清算しようと動き始める。
舞台
GTAIVでは今まで出てきた舞台としてのリバティーシティから一新され、実際のニューヨークの地理に基づき4つの地域に分割されたリバティーシティが舞台となる。ブローカー"Broker"はブルックリン、デュークス"Dukes"はクイーンズ、ボーハン"Bohan"はブロンクス、アルゴンクイン"Algonquin"はマンハッタンに相当する。リバティーシティの西側に隣接する島はリバティーシティとは別の州として存在するオルダニー"Alderney"という地域であり、これはニューヨーク州に隣接する州ニュージャージーを元にしている。冒頭では島の間に架けられている橋はテロ対策により封鎖されているが、後にその封鎖は解除されプレイヤーは自由に街中を行き来できるようになる。
リバティーシティには多くのパロディが取り入れられており、地区名のホーヴ・ビーチ"Hove Beach"はブライトンビーチをモデルにし、名前の由来はイングランドにある地域ブライトン・アンド・ホーヴから来ている。またアルゴンクインとオルダニーを結ぶブーストンネル"Booth Tunnel"はリンカーン・トンネルをモデルにしており、名前は第16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンを暗殺したジョン・ウィルクス・ブースにちなんでいる。
登場人物
システム上の特徴
この節に雑多な内容が羅列されているので、本文として組み入れるか整理・除去する必要があります。このタグは2008年6月に貼付されました。
GTAIVは過去のシリーズ作と比べ、システム面でかなりの変更が加えられた。以下特徴的なものを記述する。
主人公操作における特徴
本作からGTAIIIと同じように指定されたセーフハウス(隠れ家)を転々とすることになる。
GTA、GTAIII、VCS、GTAAではポケベル、VC、SA、LCSでは大型の携帯電話であったが、本作ではより新しい携帯電話となり、ストーリー上重要なアイテムのひとつとなっている。通話などは自由に行える(もっとも殆ど留守電のことが多い。序盤はモノクロであるが、最近の携帯電話の機種だけに中盤からは一部ミッションで使用するカメラ搭載のフルカラー携帯になる)。着信メロディや画面テーマも変更でき、ゲーム内のパソコンからダウンロード可能になっている。又、チートコードも携帯から入力する形となっている。今作から公式にサポートされたマルチプレイモードも携帯電話の操作で行うようになっている
今回もデートが出来るようになっているが、一部ゲーム上のパソコンを使って出会い系サイトに繋ぐ必要がある
今回も服装装飾が出来るが、SAと比べると格段に減っている(ネクタイ付のスーツは上下セットである)。
体型の変化が無くなった。SAにあったトレーニングジムも無くなっており、特殊な格闘技も無い。
上記のスーツセットは、単品のズボンを所持していれば、セーフハウスでズボンだけ履き替えることが出来る。
体力が尽きた際にエフェクトが掛かり、モノクロになる。
車にはねられると吹き飛ばされる事があり、ダメージを受ける。また、走行中の車に少しでも接触したり、無理に奪おうとすると、転倒したり引きずられたりする。
ボウリング、ダーツ、ビリヤード、テトリスで遊べる。
セーフハウスでテレビを見ることが出来るようになった(ちなみにブラウン管と液晶テレビが存在する。放送のラインナップはアニメだったり通販番組だったりコメディだったり様々。中にはSAの映像が映っているものもある)。
今作から、歩行中に×を押さない限り、走るのではなく、歩行となる(歩行中×長押しで通常のスピードで走り、×連打で本気で走る。また、マルチプレイヤーでは×を長押ししなくてもスティックを倒すだけで走る。×を押すと、本気で走る{連打の必要なし})
乗り物における特徴
衝突ダメージ表現がよりリアルになり、少し接触しただけでも衝突箇所が凹み、激しく衝突するとエンジンが掛からなくなったり、更にダメージを受け続けると過去のシリーズ同様大破し最終的に炎が出てきて爆発する。
柱や壁などに激しく衝突すると運転席からフロントガラスを突き破って吹き飛ばされるようになり、メガネや帽子も吹き飛ぶ。一般車両などのドライバーも同じく衝突時に前へ飛ぶことがある。
SAまでは車両が被弾してもガラスにヒビが入るか割れるだけだったり、タイヤに被弾するとパンクするのみであったが、本作ではガラスに被弾するとその箇所にクモの巣状にヒビが入ったり、車体に穴が空くなどの表現が追加された。また、タイヤに被弾した状態で暫く走行するとバーストしてホイールだけになる
乗用車等の操作感覚がシビアになり、運転するには相当のテクニックを必要とするようになった(サイドブレーキを引いて曲がろうとすると大抵スピンを起こす。なお従来のシリーズではMODで改良を加える以外にABSが実装されていない為ブレーキを掛けるとタイヤロックが掛かったが、IVでは殆どの車にABSが装備されているようで、ロックが掛からない)。
特定ミッション完了後、タクシーに客として乗れるようになり、マップアイコンのある場所まで運んでくれる様になった(初乗り運賃は2ドルで、遠距離だと30ドル、高くて50ドル掛かる事もある。因みにミッションの目的地などへも行くことが出来る)。
列車(ただし乗客として乗る事はできる)、飛行機に乗れなくなった(ヘリコプターは存在する)。また、戦車や自転車が削除された。
従来作では車両が横転すると爆発・炎上したが、IVでは横転しても爆発・炎上はしない。そのため他の車両で押すことによって横転した車両を復帰させることができる。
SAで登場した車両の改造が出来なくなり、塗装屋で車両を塗装すると時間が掛かるようになった(塗装屋は一定ミッションが完了しなければ利用できない)。しかし本作では車両ごとにグレードが設定される等細かい違いが存在する(例を挙げるとPRIMOのエアロパーツ+ゴールドホイール等)。
ハイウェイに料金所が存在し、停車して料金(5ドル)を支払う事が義務付けられた。そのまま強行突破した場合手配レベルが1になり、追跡される事となる。公務を行う車両(警察車両・消防車・救急車等)であれば無料で通過可能である。
本作からGPSが実装され、ミッションなどで車両に乗車するとレーダーに道順が表示される。設定を変えれば道順を示す声も入る
従来では車庫で車を保管できたが、IVでは車庫が廃止された代わりにパーキングスペースに入れることによって保管できるようになった。
ゲーム進行における特徴
警察関係車両にあるホストコンピュータにアクセスすると警察ミッションができる。また、指名手配犯一覧から手配犯を選択して処刑するミッションもある
パソコンで仮想のインターネットに接続する事が出来るようになり、パソコンでのメールはストーリー上でも重要な意味合いを持つようになった。普段はインターネットカフェで行うが、一部セーフハウスではノートパソコンから接続が可能。
Xbox 360版では50の実績解除の要素があり、特定条件を満たすと特殊スキルを取得できるものもある。
PS3版ではXbox360版と同条件の51種類のトロフィーコレクションがあり、こちらでは1種類追加されている。
また、PS3版のみの特権では乗り物の動作をモーションセンサーを使うことで車を運転したり、ヘリコプターの姿勢制御などを直感的に動かすことができる。
ミッションを失敗してやり直した場合、同じミッション内容だがキャラクターの会話が違う部分がある。
指名手配システムが一新された。前作までは手配されたら賄賂を払うか塗装屋に行かなければ手配度が下がらないが、今回手配されるとマップ上にプレイヤーを中心とした円状の指名手配エリアが表示され、同時に警官・特殊部隊員の位置が表示される。表示された円から外へ出て一定時間が経つと手配レベルが消滅し、通常の状態に戻る。しかし、たとえエリアから一旦出たとしても、再度警官又は特殊部隊員に接近すると、エリア範囲が再びプレイヤーを中心にした状態に戻ってしまう。今回塗装屋は警察の視界に入っていない状態(塗装屋周辺に警官やパトカー、ヘリコプターがいない状態)で入ると手配レベルが消える。
周辺に警官がいる状態で入っても手配レベルは消えず塗装もしてもらえない。
手配レベルを消す賄賂アイコンが今作では、廃止された。
リバティーシティには“ランダムキャラクター”という人物たちが登場する。マップ上の特定の場所にランダムで出現するキャラクター達。プレイヤーが近づくと会話ムービーが始まり、プレイヤーは彼らを手助けすることになる。それぞれのキャラクターには出現条件(曜日および時間帯)がある。しかしそれを満たしても、必ずしもその場所に居るわけではなく、居る場合はプレイヤーが現地に近づくとマップ上に人型の青いマーカーが出る。多くのキャラクターには複数のミッションが用意されていて、そのたびに同じ人物でも出現場所が違ったりするので、全員を自力で探し出すのは難しい。ちなみに彼らも他のキャラクターに負けず劣らずなかなかの曲者ぞろいである。
一部のミッションでは敵対している人物を生かすか殺すか(あるいはどちらを殺すか)をプレイヤーが選択する場面が存在する。生かしておいた場合、友人になったり、先述のランダムキャラクターとして再登場することがある。
ラジオ局・サウンドトラック
集ダウンロードコンテンツ
ロックスターゲームはGTAIVのダウンロードコンテンツとしてThe Lost and Damnedを2009年2月17日に配信を開始すると発表した。価格は未定である[2]。このダウンロードコンテンツはXBox 360のみの配信となる。The Lost and Damnedは全く新しいシナリオになり、主人公もニコ・ベリックから代わって、新しい主人公はバイカー・ギャングのJohnny Klebitzになる。マイクロソフトはこのダウンロードコンテンツをXBox 360独占契約にするため、ロックスターゲームへ5千万ドルの契約金を支払っている。日本語版の配信予定は発表されていない。
備考・不具合等
当初2007年10月の発売予定であったが、2008年4月29日に延期となった。
発売直後からプレイ中または読み込み中にフリーズを起す事案が発生、ゲーム関連フォーラムに報告が殺到する事態となった。殆どがPS3版(Rockstar社のサーバーがトラブルを起こした状態で自動的にアクセスを行なう為、ハングしてしまう)だが、Xbox360でも発生している。[3]
※ちなみにPS3の場合はPlaystation Networkのアカウントをログアウトさせるか、LANケーブルを抜くことで回避できる。この案件については後日修正パッチが配布された。
GTAシリーズでは発売直後から何かと問題を起こす事がお約束(バイスシティでのハイチ人による抗議やサンアンドレアスにおける性的シーン疑惑等)であるが、このIVでも内容的に飲酒運転が出来る事から、アメリカの飲酒運転防止活動団体MADD(Mothers Against Drunk Driving 直訳すると飲酒運転防止母の会)が、ESRB(アメリカのレーティング団体、日本のCEROに相当する)に対し、現行のM(Mature)(17歳以上対象)の販売レーティングをAO(Adult Only))に変更するよう要請し、発売中止を求めている。[4]
※なお、AOレーティングになると、アメリカの一般量販店での取り扱いはしない傾向がある。また、前作サンアンドレアスでも性的疑惑シーンによりAOになった経緯がある
発売初日で3億1000万ドルの売り上げを記録、Halo3の記録を1日で破った。さらに1週間で600万本以上を販売し、これによる収益は5億ドル以上とされており、エンターテインメント業界の売り上げにおいてギネス記録を更新した(これまでの過去最高はJ・K・ローリング著作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、発売後24時間で2億2000万ドルの売り上げ)。以上の評価の高さから、前作のGTA SAの2150万本の記録を抜くのはほぼ確実と見られている。[5][6]
PC版は当初北米で11月18日、欧州で11月21日に発売される予定だったが10月30日頃に、北米で12月2日、欧州で12月3日に延期することが発表された。[7]
PC版が発売された当日、相当数の苦情(「インストールできない」「起動できない」「画像がおかしい」などの類)が殺到、急遽nVidia、ATiからβドライバーの製作が行われ、画像関係は改善(と言ってもマシな程度)されたものの、第一回のパッチ配布がGames for Windowsへの認証の関係から遅れる事となり、ファンが大激怒する事態となった。日本語版Windowsではインストール画面が文字化けしているのは対処の仕様がなく、また起動エラーを起こした時のエラーメッセージも文字化けしている状態はパッチ後でも変わっていない。その他、Alt+Tabなどで画面を切り替えてしまうと、元に戻った後字幕などのオーバーレイが一切表示されずにゲームが続行不可能になる、特定のゲームパッドを接続しているとロードが永遠に終わらないなど未だにバグは残ったままである。
要求スペックが非常に高い。最低環境でデュアルコアCPU+メモリ512MBのグラフィックボードを要求されるが、この条件を満たしてもGeForce7950GT程度のグラフィックボードでは、最低設定の30fps以下しか出せない。最高設定では、クアッドコアCPU+メモリ2GBのグラフィックボードが必要とされているが、発売当時にメモリ2GBのグラフィックボードが存在しなかったことも含め、Crysis以来の「最高設定にしたくても不可能」なゲームとなっている。
Steamでもダウンロード発売されているが、現在のところ日本からは購入できず、アメリカ等一部の国からのみ購入可能である。
日本語版
日本語PLAYSTATION3版およびXbox 360版がカプコンから2008年10月30日に発売された。この日本語版には前作のGTA SAなどにあった表現の規制はないとされている。
また、日本語のマニュアルが付いたPC版が2008年12月11日にサイバーフロントから発売された(ソフト自体は英語版のままでローカライズされていない)。
また、CEROの審査を受けたパソコンゲームとして初めて「Z(18才以上のみ対象)」の区分となった。